2016年6月8日水曜日

『スター・ウォーズ エピソードⅥ ジェダイの帰還』ネタバレあり



監督:リチャード・マーカンド
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
主演:マーク・ハミル
1983年公開


『スター・ウォーズ』シリーズ3作目。旧三部作の完結編です。


あらすじ

『帝国の逆襲』から1年。帝国は第2デス・スターを建造し、完成は間近に迫っていた。前回の弱点を克服したこの超兵器が完成すれば、反乱同盟軍に勝ち目はない。そのようなとき、皇帝が自らデス・スターの視察に訪れる。

サラスト付近に集結した反乱同盟軍は、スパイから設計図と皇帝視察の情報を得る。この最後のチャンスに、皇帝もろとも帝国を滅ぼすべく総攻撃を仕掛ける。ジェダイの修業を終えたルーク・スカイウォーカーとともに・・・



感想

超久々に吹替えで観ました。おかげで「あれ?こんな声だったっけ?」となりまくってました(笑)

それはともかく、さすが三部作のラストだけあってスケールが大きいです。さらに今までの積み重ねもあり、ラストシーンは泣けます。大感動です。


今回思ったことは、新三部作やアニメ・シリーズを踏まえると、ダース・ベイダーが死ぬ時にめちゃくちゃ泣けるってことです。
タトゥイーンの奴隷だった子どもが成長して強いジェダイとなり、こっそり結婚し、弟子を育て、ダークサイドに堕ち、師と戦い、弟子と戦い、息子とも戦い、遂にライトサイドに帰還を果たし、その生涯を終える。
これらを全部観てきたわけです(アソーカとの戦いはまだ観てなかった)。

あれほど活躍したヒーローの死です。今なら焼けたベイダーのマスクを見るだけで泣く自信あります。


シリーズ通して、宇宙での戦闘の満足度は今作が一番ではないでしょうか。
敵機の位置を知らせる声、助けを求める叫び、救われたお礼。これらがひたすら繰り返されるドックファイトが好きなんですが、エンドアの戦いにはちゃんとあります。
さらに戦艦同士の撃ち合いもわずかながらあります。

宇宙での戦闘と言えば、『シスの復讐』冒頭のコルサントの戦いも凄いです。CGで描かれているため、より派手になっています。見応えとしてはこちらのほうがあるかもしれませんが、ドックファイトはほんの少しだけです。
すぐにバズドロイドと遊び始めてしまうため、そこまで楽しめません。かわいいから結構好きなシーンですが。
ここでは『ジェダイの帰還』で消化不良だった戦艦同士のゼロ距離射撃を存分に楽しめます。

一長一短なところもありますが、『ジェダイの帰還』のほうが好きかな。

最新作『フォースの覚醒』のドックファイトはスピード感はピカイチでしたが、パイロット同士のコミュニケーションが足りなかったと思います。「敵が来たぞ!」「対空砲火に注意」くらいじゃないか?

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