2016年6月27日月曜日

『ボディ・スナッチャー 恐怖の街』ネタバレあり



監督:ドン・シーゲル
出演:ケヴィン・マッカーシー
1956年公開


テレビの検索機能を使って映画を録画しまくると、こういう面白い映画に出会えます。



あらすじ

マイルズ・ベネルはある街の開業医で、みんなに信頼される医者だ。
学会に出席するために街を離れていたが、2週間ぶりに帰ってきた。
看護師によると、この2週間の間、「ベネル先生じゃないとダメだ」と言って大勢の患者が待っていたそうだが、いざマイルズが帰ってくると待合室には誰もいない。
街に出て待っていたはずの患者に体調を尋ねると、皆「もう良くなった」と答える。

なんとなく違和感を覚えるマイルズだったが、彼の注意を惹いたのはベッキー・ドリスコルとの恋愛だった。

しかし、同時に何人もの人が「あの人は偽物だ」「何から何までそっくりだが、感情がない別人だ」と言い出す。
そして、次の日には何事もなかったかのように生活している。

さすがにおかしいと感じたマイルズは調査を始める。



見どころ

文字通り「街中の人が敵」になるところが凄いです。しかも眠ったら別人と入れ替わってしまうという難易度の高い設定も怖ろしい。
とにかく、クライマックスはヤバいです。



感想

まさかこんなに面白いとは思いませんでした。
こうして人はホラーというジャンルにハマっていくんですね(笑)


前半の、何かがおかしいぞ?という雰囲気作りが上手かったです。
水面下で何かが起きているのに、マイルズがずっとベッキーを追いかけてるあたりもちょっと笑える(笑)

身元不明の身体が発見されたときから、急激にストーリーが動きます。

どうして眠ると体が偽物と入れ替わって、本来の体が消滅するのかまったく分からない上に、入れ替わる瞬間の描き方がテキトー極まることだけが難点でした。
どういうメカニズムなのかはっきりさせたい・・・。

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