2016年6月13日月曜日

『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』ネタバレなし



監督:スティーブン・スピルバーグ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス、キャスリーン・ケネディ
2008年公開


シリーズ4作目。19年の時を経ての続編でした。


あらすじ

1957年。イリーナ・スパルコ率いるソ連軍が、アメリカ軍の保管庫に侵入。捕らえたインディにロズウェル事件のエイリアンの遺体を探させる。
相棒のジョージ・マクヘイルに裏切られながらも、なんとか脱出。民家に身を隠す。

しかし、インディはすぐに異変に気がついた。そこにいるのは人間ではなくマネキン。逃げ込んだのは住宅街ではなく、核爆弾の実験場だったのだ。そして、間もなく実験が始まることを知らせるサイレンが鳴り響く・・・

なんとか危機を脱したインディだが、ジョージがソ連側についたせいでFBIにマークされてしまう。さらに大学から無期限の停職処分を受けてしまう。
そんなとき、バイクに乗った若者がインディに助けを求める。


感想

インディらしさがしっかりと受け継がれていました。ユーモラスなアクションが心地良いです。
しかし、核爆弾の実験といいクリスタル・スカルのオチといい、やりすぎ感は否めません(悪い意味で、さすがルーカス)。これはかなり大きなやっちまった案件です。


冒頭、軍の車両と並走し、競争しようと呼びかける若者たちが現れるシーンがあります。
このシーンはルーカス監督の青春映画『アメリカン・グラフィティ』を思い起こさせます。
イカした車に乗った若い男女がノリの良い音楽をかけてスリルとスピードを追い求める。60年代アメリカの青春です。その話はまた今度。


スピルバーグとよく組んでたイメージのあるシャイア・ラブーフがマット・ウィリアムズ役です。『トランスフォーマー』や『イーグル・アイ』なんかでよく見かけたんですが、最近は「JUST DO IT!」とひたすら叫ぶ動画以降姿を見ていません。元気かな?
そんな彼が今作のインディの相棒です。変なとこでカッとなるところ以外は文句なしです。ナイフもまあまあカッコいい。


ヒロインは1作目の『レイダース 失われたアーク〈聖櫃〉』のマリオン・レイブンウッドです。再登場は嬉しいですが、インディもマリオンもなかなかの歳なのでビジュアル的に・・・と思ってしまったのは私だけでしょうか?
やはり勝気な態度もそのままで帰ってきたことは嬉しい限りです。おかげで映画に活気が出ました。


ビジュアル的な問題はスパルコが解決してくれます。まさかのケイト・ブランシェットです。気づいた時は驚きました。髪形で随分と変わるものです。


スパルコと言えばソ連の軍人ですが、なぜクリスタル・スカルを探すのか。それはスターリンがその手のものにご執心だからです。
あれ?どこかで似たような話を聞いたことがあるぞ?
『レイダース』のヒトラーと同じです。おいおい(笑)

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