2016年5月31日火曜日

『ワイルド・スピード MEGA MAX』ネタバレあり



監督:ジャスティン・リン
主演:ヴィン・ディーゼル


どのあたりがMEGA MAXなのかよくわからない『ワイルド・スピード』シリーズ第5弾。
このシリーズは回を重ねるごとに、どんどんスケールアップしています。かなりおもしろいです。



あらすじ

逮捕され、護送中のドミニク・トレット(通称ドム)が乗った護送車を、ブライアン・オコナーたちが襲撃。超絶運転テクニックで死者を出さずにドムを脱出させる。
しかし、ブライアンの恋人でドムの妹のミアまで犯罪者となり、追われる身となった。

彼らはブラジルのリオデジャネイロに高跳びする。そこでかつての仲間ヴィンスと再会する。そして、高級車を盗む仕事を手伝って逃亡資金を調達することにする。

仕事に成功はしたが、車の持ち主はリオ最大の権力者エルナン・レイエスのものだった。レイエスは奪還のために手下を送りこみ、ドム達を殺しにかかる。さらに、失敗知らずのFBIホブスが捜査の手を伸ばしてくる。

逃亡生活に終止符を打つため、ドムは仲間を集めて前代未聞の大仕事にかかる。



感想

展開がとにかく熱い!「ファミリー」の絆が固いんです。
絶対に仲間を見捨てないって単純ですが、胸打たれます。


仕事のために仲間を集めるっていうオーシャンズ・スタイルってカッコ良くないですか?大好きです。
役割に合わせてその道のエキスパートを集める。で、その後みんなが活躍する。

今回、仲間を集めるまでは良かったんですが、その後の見せ場がちょっとイマイチ。活躍してない人がいるんですよ。活躍の場があるのに他の人に持ってかれたりとか。
でも、活躍するかどうかは別として、みんな均等に登場するから気にはなりません。


クライマックスの頭の良いんだか悪いんだかよく分からない銀行強盗は、最高です。
金庫を丸ごと車で引っ張ってリオの街を破壊しまくるという発想は一体どこから湧いてきたのでしょう。
さらに金庫を守る銀行を金庫で破壊するというユーモア付きです。
ここまでやられたら名作としか言えなくなります(笑)


映画を観終わって気になったことは、次回作に向けた伏線が見当たらなかったことです。足を洗うのに十分な金を手に入れて、綺麗に終わっています。制作の舞台裏などは全く知りませんが、当初は続編を作る予定が無かったかのようです。
それでも続編を作ってくれたおかげで『スカイ・ミッション』というとてつもない映画ができた訳ですが。

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