2016年5月1日日曜日

『シュガー・ラッシュ』ネタバレなし

製作:ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
監督:リッチ・ムーア


録画して観たらめちゃくちゃ面白かったディズニーの3DCGアニメ『シュガー・ラッシュ』をオススメします。


主人公は「フィックス・イット・フェリックス」というゲームの悪役ラルフ。なんでも壊すからゲーム内の仲間に嫌われています。
ちなみに、このゲームの主人公はフェリックス。魔法のハンマーでなんでも直します。

ゲームの30周年記念パーティーがフェリックスの家(ゲームでラルフがいつも壊すところ)で開かれます。
他のゲームからいろんなキャラが招待されているのにラルフは招待されていません。自分にも参加する資格はあるはずだと思ったラルフはパーティーにおしかけます。

そこで紳士的に振る舞おうとするも、嫌われ者ゆえに受け入れてもらえません。
ヒーローのメダルが欲しいとラルフが言っても、悪役だから無理だとバカにされます。カッとなってパーティーを台無しにしかけたので、「絶対にヒーローのメダルを手に入れて見せる」と言いきって出て行きます。

ラルフはどうやってメダルを手に入れるのか。そしてそのあとには予想だにしない試練がラルフを待っているのです・・・。




あらすじで紹介したところまで観て「ああ、これは悪役が活躍してヒーローのメダルをゲットするハッピーエンドのお話か」と思ったら、そんな単純ではありませんでした。
デフォルメも解像度も違うキャラクターが入り混じったアクション映画です。

悪役はヒーローになれるのかというより、ヒーローとは何かを突きつける作品です。

一番良いのは映画のタイトルにもなっている「シュガー・ラッシュ」というレースゲームのキャラクターのヴァネロペとラルフの関係です。
ヴァネロペは初めウザかったけど、実はラルフと同じ境遇にあり、行動の動機も同じだと分かってから魅力的なキャラになりました。

最後はこのふたりの活躍が熱いんです。特にラルフのヒーローっぷりが素晴らしい。
さすがディズニー!

あと小ネタが笑えます。ゲームのキャラクターだという設定を上手く活かして笑わせにくる。

オススメです。是非観てみてください。

そうそう、ダース・ベイダーの呼吸音が流れるシーンありました(笑)
探してみてください。

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