2016年5月4日水曜日

『スター・ウォーズ フォースの覚醒』ネタバレなし

May the 4th be with you!

5月4日はスター・ウォーズの日です!
なので今回はシリーズ7作目『フォースの覚醒』を紹介します。


監督:J・J・エイブラムス
主演:デイジー・リドリー




あらすじ

『エピソードⅥ ジェダイの帰還』からおよそ30年。帝国が倒れ、新共和国が樹立。銀河に自由と平和が戻った。
しかし、帝国の残党から「ファースト・オーダー」が生まれ、着々と力をつけていた。

新共和国はファースト・オーダーを脅威とは見なしていなかったが、レイア・オーガナ将軍らは違った。
表向きは新共和国と無関係の組織「レジスタンス」を結成し、邪悪なファースト・オーダーに立ち向かう。

そして今、ファースト・オーダーとレジスタンスは同じ目的を持っている。

姿を消した最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを見つけることだ。

砂漠の惑星ジャクーにいるレジスタンスの支持者ロア・サン・テッカがスカイウォーカーの居所に関する手掛かりを見つけたという知らせが入る。

レイアはレジスタンスのエース・パイロット、ポー・ダメロンを手掛かりの回収に向かわせるが、一方でファースト・オーダーも部隊を派遣する・・・。



魅力的な登場人物

ハン・ソロやレイア姫など、オリジナル三部作(エピソード4~6)に登場したメインキャラのほとんどが本作に再登場します。
それに加え、新世代となる新たなキャラクターも魅力的です。

レイ

ジャクーで暮らし、廃品回収で生計を立てている。喧嘩には強く、ニーマ・アウトポストではちょっとした有名人らしい。
BB-8やフィンと出会い、人生が一変する。


フィン

ファースト・オーダーのストームトルーパー。訓練生時代は優秀で、いずれは幹部になると目されていた。しかし、冷酷になれず、ジャクーの聖なる村襲撃後に脱走。
ゴーゾンの荒地に墜落し、ニーマにたどり着いたところレイと出会う。
かわいい女の子に少しでも良いところを見せようとするところが短所。


BB-8

ポー・ダメロンのドロイド。コロコロ転がるキュートな見た目で多くのファンの心を掴んだ。
ジャクーをさまよっているところをレイに助けられる。それ以降ぴったりレイにくっついている。


カイロ・レン

自称ダース・ベイダーを継ぐ者。強力なフォースを持っているが、使いこなせていない。
十字型のライトセーバーを操り、レイたちを追い詰める。
アラサー。




感想

私としては、思い入れが強いこともあり、シリーズで1,2を争うほど好きです。

しかし、セルフオマージュ(シリーズの過去作に対するオマージュ)がとても多いです。だから昔ながらのファンほど、展開が読めてしまうし認めがたい一面もあるかもしれません。

一方で、そのような状態を逆手にとって驚かせるシーンもあります。あれには唸りました。


『フォースの覚醒』にはライトセーバーバトルや、ドッグファイトがあるものの、艦隊戦や大規模な地上戦はありません。
スター・ウォーズらしい要素は抑え気味なのに、ものすごく面白いんです。

この点は『新たなる希望』と似ています。

過去作とのライトセーバーバトルの方向性の差異、圧倒的なエース・パイロットの存在が効いているのではないかと思っています。
特に後者は万人ウケしている印象です。

簡単に言えば、超かっこいいってことです。


セルフオマージュのせいで楽しめないと思っている方がいたら、この方法を試してみてください。私はこれで楽しめるようになりました。

その方法とは、連続して4回観るのです。

公開3日間で6回観たのですが、4回目から化けました。ものすごく面白くなりました。腑に落ちなかったところが、すべて認められるようになったのです。
すべては言いすぎですね。9割ほどです。

え?お前だけだって?その言葉には、何も反論できません。



最後になりますが、『フォースの覚醒』を観るにあたり、過去作の復習は必要ないと思います。
何も知らない状態で観ることで、レイと同じ目線で楽しむことができるのです。

それで映画が面白かったら、次は『エピソードⅣ 新たなる希望』から順番に観ていけば良いと思います。
『エピソードⅥ ジェダイの帰還』まで観てから『フォースの覚醒』を観れば、今度はハン・ソロ目線で楽しめます。

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